100周年に寄せて
関西支部長  福 田   廣
(昭和27年機械科卒)
 
 この度開催された母校創立百周年記念式典に当支部から19名が参加しました。昨年度総会から式典に参加する取り組みを進め、旅行社と提携してツアーを組みました。出発当日は、台風21号の影響により飛行機の出発が心配されたのですが、台風が予測より早く関西を通り過ぎたので、無事定刻出発となったものです。

 式典当日は、まさに台風一過の晴天で百周年記念式典を祝うが如きお天気となりました。

 県民会館を満席にして始められた式典の中で私は同窓会功労者の一人として表彰して頂きましたが、恐縮に存じますと共に、感激に胸の高鳴りを覚えたのであります。 式典閉式前に校歌斉唱となりましたが、母校の百年、在校当時の思い出、ラグビーを通して交流した人々との思い出、関西支部23年の歩み等が走馬灯のように脳裡をよぎり、万感胸に迫るものがあり、誠に幸せな気分でありました。

 式典の中で生徒代表の挨拶が印象深く、現実をよく観て、未来への指針を定めたさわやかな語りを聞き、感心しました。紙面を借りて感謝の気持をお届けします。
   祝賀会は四百人規模にも拘らず、テーブル配置が卒業年度別に構成されており、参加者の雰囲気をもりあげる実行委員会のご配慮が感じられました。

 お開き前に、元ラクビー部員が壇上にならび参加者全員とラグビーの歌を高らかに歌いましたが16日のラクビー県予選で2年ぶり60回目の優勝したこととあわせて、印象深い思い出です。

 祝賀会のあの熱気が、後輩諸君の勉強に、部活動にプラスに作用し、とりわけラグビー部が花園において平成年度いや21世紀初ともなる16回目の全国制覇することを期待するものです。

 あとになりましたが、百周年記念事業の企画・実行にあたられました皆様の熱意とご尽力に感謝申し上げ、百周年記念式典と祝賀会に参加させて頂きました思い出の記と致します。