同窓会会長
会 長 太田光重(昭和31年機械科卒)
 
 質実剛健の校風のもと秋工を卒業された秋工健児OBの皆々様には御健勝の事と存じます。

 日頃、母校並びに同窓会に対し、格段の御力添えを戴き誠に有難当ございます。

 特に、前会長、東海林正隆様のもとに挙行された母校創立100周年の関連事業に対しまして、同窓会一同には、並々ならぬ御支援を戴き、長い歴史にさらなる一貢を刻み得たことに衷心より感謝と御礼を申し上げます。

 さて、私こと今年5月28日の同窓会総会で、東海林正隆前会長の御勇退をうけて、選考委員会の審議答申のもと、はからずも会長の重責をおおせつけられてしまいました。

 現在まで同窓会諸行事に於いては、酒席の場で応援歌を唱い、コバルトブルーの応援旗をふってただひたすら騒ぎながら、母校並びに同窓にエールを送ってきたこの自分が、はたして100年の重い重責を背負えるのか心もとなく思います。

 しかし、現在私があるのは、母校並びに同窓会の薫陶のたまものと感じ万分の一にも満たない恩返しになればと心に決めた次第です。

 同窓生皆々様、そして学校当局の御協力を得ながら重責をまっとうしたいと思います。
   新役員の選任も完了し、新体制のもと心機一転、変わりゆく時代に対応した同窓会運営を模索し実行してゆきます。

 現在の課題としては、

一、同窓会の結束、同窓会の存在
いかにしたら、同窓会事業に多くの参加をいただけるのか。

一、校風(伝統)の継続
学校PTAの御理解のもと、時代に合った質実剛健の堅持

一、ラグビー等部活動
同窓生の心の「きずな」である、ラグビーの復活に前向きに協力していく。

少子化のもと母校秋工といえども校風に特徴と魅力を創出し、その存在を世にPRしていかねばなりません。僭越ながら同窓会にも、その一役があるのではないでしょうか。

・学校は学業を学ぶ所
同窓会は人生を学ぶ所

 多勢の諸先輩より戴いた数々の人生訓に感謝申し上げます。
 最後に同窓生の皆々様の御自愛と御健勝をお祈り申し上げ、御挨拶といたします。

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