新たな伝統づくり
教 頭 毛 利 雅 晴
 
 昨年度は、同窓会の皆様の物心両面にわたるご協力とご尽力を戴き、創立百周年記念事業を盛大に終えることができましたことに、衷心より御礼を申し上げます。

 今年度は、生徒が登校する校舎正面に『質実剛健:101年目からの伝統づくり』のスローガンを掲げています。同窓会の皆様が営々と築いてこられた伝統に頼るだけでなく、生徒一人ひとりが目標達成のために学習や生徒会・部活動等に日々真剣に努力することが、新たな伝統づくりとなることを強調しております。その為には、職員の強力なアシストが大切であり、須く教職員各々が自己研鑽を継続しなければ「101年目からの伝統づくり」は実現しないことも肝に銘じております。

 また、生徒が下校する昇降口側から見える、校舎裏面には『あなたは、秋工生として恥ずかしくない正しい服装をしていますか?』と清楚な整容を呼びかける横看板を掲げております。これはあまり名誉ある看板とは言えませんが、同窓会の皆様は、一般に高校生の整容面を見ていて、芳しくないなと感じる面が多々あるのではないでしょうか。
   秋工では、生徒の進路実現に向けて「服装容儀指導の徹底」を掲げ、規律を守る基本としても捉え、指導重点目標としております。“二度教えて一度叱れ”“握れば拳、開けば拳”等の諺を教訓にしながら、躾の大切さと大変さを再認識して取り組んでおります。

 部活動では、ラグビー部創部80年という節目の年を迎え、9月23日に80周年記念試合・式典・祝賀会が開催されました。現在16回目の全国優勝を目指して切磋琢磨しております。そして、平成19年秋田わか杉国体に向けて、ラグビー・陸上競技・バドミントン・ウエイトリフテング・体操・ボクシング・卓球・レスリング・水泳の各部から、県の強化指定を受けた生徒達も毎日厳しい練習に耐えて努力しておりますので期待してください。

 同窓会の益々のご発展と同窓各位のご活躍を祈念いたしております。

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