ラグビー部は、今年創部80周年という節目を迎え、秋工ラグビー復活のきっかけをと、V16めざし大会にむけがんばってきました。
 秋田県大会は10/7から10/17まで開催され、見事2年連続61回目の優勝を決めました。12/27からの花園に向けて練習に熱が入っております。
 試合結果
2回戦
 秋工 45-0 男鹿工
準決勝
 秋工 57-5 金足農
決 勝
 秋工 14-0 秋田中央



      



今年も昨年と同じ秋田市内を走るコースで10/16県大会が開催され、見事8年連続13回目の優勝を決めました。
   
結 果
タイム 2時間10分43秒
メンバー
1区 岡部 真也(Z3)④
2区 鈴木 雅文(J3)①区間新
3区 赤染 健(MA2)①
4区 渡邉 潤(MA2)①      
5区 菊地 功喜(K2)①
6区 高関 伸(MB2)①
7区 佐々木晃弥(K3)①区間新




 10月16日から18まで山形県で開催された東北地区高校軟式野球大会で初優勝に輝きました。
 試合結果
 1回戦 秋工 3-1 平工業(福島県)
 準決勝 秋工 4-0 田名部高(青森県)
 決 勝 秋工 6-1 羽黒高(山形県)






土木系学生によるコンクリートカヌー大会に参加して

伊 藤 孝 也

 8月27日に行われた土木系学生によるコンクリートカヌー大会に参加しました。天気は良好で、私たちのカヌーは太陽に照らされ、どのチームのカヌーよりも輝いていました。昨年の先輩方は高校の部で優勝しており、私達メンバーも優勝を目指して、やる気と活力に満ちあふれていました。

 周りのカヌーと比べてみる、大きさもデザインも自分達のものが一番良く見えました。他のチームも様々な工夫が見られ、2人で軽々と運ぶことができるような軽量化に重点を置いたものもありました。それに比べて自分たちは10人がかりでやっと運べ、デザインにもかなりの時間とアイディアが使われているため他のチームより明らかに目立っていました。

 ただし練習不足があり、少々の不安はありましたが、自分達が力を合わせ製作したことが私達の気持ちを後押しし、本番ではきっと優勝できるだろうと自信を持って臨みました。しかし、いざレースが始まるとその自信がもろくも崩れさる結果となってしまいました。

 レースがスタートし、5つのカヌーがいっせいに飛びだしました。しかし、私たちのチームだけが進んでいませんでした。沈没することなく、完走することができましたが予選敗退という残念な結果でした。しかし充実感はメンバーそれぞれの気持ちの中にありました。

 4月からの4カ月間カヌー作りに一生懸命取り組み、大会で涙を流したこの悔しさは、一生忘れないでしょう。来年は、土木科の後輩達に優勝してもらいたいです。


 平成17年8月27日G・28日Aに東京・お台場で開催された、「第11回流れのふしぎ展」において、ウインドカーコンテスト(ウインドカーとは、3m/sの風のエネルギーで風上に走る模型自動車)が行われ、機械科2年の今野裕樹君が、レーシング部門の高校生の部で準優勝、障害物部門のジュニアの部(小中高校生)で特別賞を受賞した。今野君にこの取り組みについての感想を書いてもらった。

機械科2年 今 野 裕 樹 

 6月末、私たち3人のプロジェクトが始まった。通常、夏休みというと、勉強や趣味などに精を出すのだろうが、今年は例年通りとはいかなかった。

 毎日いつも通りに学校に行き作業をしていたからである。しかし、楽しんでやっていたので、大して苦ではなかったが、集中力が切れると同時に疲れが一気に来たのを思い出す。そして、全員のマシンができていいころになったが、私のマシン1台しかできておらず、全員に焦りが見え始めた。そして1人は、以前に私が作っておいたマシンを改良して使うことになったが、自分で作ったものも捨てきれず、しばらく悩んでいた。

ついに大会を明日に控え、持ち物の準備をするというときに、かなり趣向を凝らしていたもう1人のマシンが、何度やっても障害物を乗り越えられなくて作り替えることなった。

 私は、全員で大会に出たかったので、全力で作業を手伝い、そして何とか間に合い完成した。

 大会当日、会場に着き、分解して持って行った各々のマシンを組み立て終わり、レーシング部門のトーナメントが始まった。私は決勝までいったが負けてしまい準優勝だった。

 次に今年が一回目の開催である障害物部門が始まり、私たちの3台のマシンも審査された。私たちは時間の関係で、早々に帰らなくてはいけなかったので、最後まで見ることはできなかった。

 後日、私のマシンが特別賞をいただいたことを知り、マシンのパワーと完成度、そして私たちの活動が評価されてとてもうれしかった。
 



 今年度も9月16日から高校生の就職試験が始まり、現在は1回目の試験の結果がほぼ出終わった時期となりました。

 秋田労働局の発表では、9月末現在の高校卒業予定者の求人倍率は県内0.66倍、県内2.52倍、全体で1.21倍となっており、県内の求人は、今年度も昨年度もあまり変わらず厳しい状況が続いています。生徒にとっては、まだまだ希望する職種の中から選べる状況にはなっていません。好景気は東北の秋田にはまだまだ届いていない感じがします。早く地方にも好景気が浸透してほしいものです。

 10月22日現在の本校の内定率は公務員希望者も含めると、県内56.2%、県外80.4%で、全体で65.5%となっています。また、企業就職希望者だけの内定率は表のように全体で70.9%となっています。厳しい高卒者の就職環境の中でも、本校の生徒は他校の生徒に比べて、同窓生のお陰もあり、非常に恵まれていると感じています。

 今年度の県外求人は、景気回復の動きや自動車産業関連の製造業の活況を背景に、昨年度より首都圏と中京(名古屋)からの求人が大幅に増加しました。また、団塊の世代の大量定年退職を背景とした高卒者の求人復活が昨年度よりもはっきりと増えてきました。しかし、現状は少子化により県内就職志向のため、県外就職希望の生徒が少なくなってきており、多い県外の求人に答えられない状況になっています。このような求人状況の中で今年度は県内就職から県外就職に変えて内定を決めた生徒が数名出ています。これは内暗外明の今年度の求人状況の特徴を反映した動きと感じています。

 また、今年度の3年生は、進学希望者が多く、316名中169名と過半数を超えています。その中で四年制大学進学希望者は98名となっています。入学試験はこれから本格的になりますが、進学の合格者は10月22日現在で、すでに希望者の3割近くになっており、昨年度の2倍のペースで合格を決めています。今年度は特にAO入試の合格者が多くなっており、秋田大学工学資源学部に初めてAO入試方式で4名が合格しました。

 最後になりましたが、学校では今日の厳しい社会情勢に耐えれる社会性と自主性のある生徒の育成に努力していく所存ですので、これからも同窓生の皆様のご理解とご支援を是非お願いいたします。
 
企業就職
希望者
内 定 数
内定数合計
企 業
内定数
県 内
県 外
全体
女子
全体
女子
全体
女子
全体
女子
(%)
機 械 科
42
14
 
17
31
73.8
電 気 科
22
1
10
 
6
1
16
1
72.7
情報技術科
7
2
3
 
1
4
57.1
土木・地質科
16
7
 
5
12
75.0
建 築 科
11
6
9
5
1
10
5
90.9
材料技術科
19
4
6
1
4
10
1
52.6
工業化学科
17
7
1
1
11
3
12
4
70.6
合 計
134
20
50
7
45
4
95
11
70.9
平成17年10月22日現在
女子は内数

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