学校の現状について
校 長 熊 谷 隆 益  
 
 本校同窓会員の皆様には日頃より母校に対し多大なるご支援ご協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。

 少子化が顕著な本県では、高校の再編・統合・共学化が進められています。

この方針により、鷹巣農林高校など伝統校の名前も消えることとなり、お隣りの秋田北高校も今年度から男女共学となりました。

本校においても今年3月には定時制課程が閉課程となり、来年3月には材料技術科が閉科となります。

これによって、来年度からは1学年6クラス(機械科2、電気科、土木科、建築科、工業化学科)、全校生徒720名定員のサイズの学校となります。

 これからの本校は数のパワーを期待することはできません。

規模の縮小がそのまま学校の劣化に繋がらないよう努力が必要となります。



  伝統を踏まえながら、これからの工業界に適応できる気力・体力・知力の整った若きエンジニアを育成するために、生徒一人一人にきめ細かな教育をしていく所存です。

 さて、この2年間花園出場を果たせないでいるラグビー部の動向ですが、学校としての取り組みとして昨年度よりラグビー部を強化部に指定し、今年度は指導体制を一新しました。

これにより中学校から優秀な生徒を入学させ、また学校とROB会・後援会が一体となった指導、支援が可能になりました。

 再び花園常連校となり、全国の上位をねらう秋工ラグビー部に戻る日も近いと思います。

 全国の同窓の皆様の母校に対する熱いお気持ちに少しでも添えるよう、最大限の努力を重ねていきたいと考えています。

今後とも皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

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