支部の歴史を思う
湯沢雄勝支部長 須 田 治 哉(昭和29年土木科卒)
 
 秋田藩佐竹南家にかかわる城下町として栄えた湯沢は長い歴史をもち、「七夕絵どうろうまつり」、お盆をはさんで週末には、格式10万石の大名行列の祭りも終わり、日増しに涼しくなり稔りの秋となりました。

支部の会開催にむけて日程調整をしているところです。

ここ2年間大先輩の訃報、自分の体調不良も加わり支部総会を開催することができず会員各位には大変申し訳けない気持です。

 先日事務局より会誌の原稿依頼があり支部のあゆみを振返ってみる機会を得ました。

 昭和39年5月24日湯沢雄勝支部の設立総会が、会員40名の出席で盛大に開催され以来44年の歳月が過ぎたことになります。


   コピーの出始めで紫色の、なつかしいコピー紙に「御案内状」の見出し、会費壱阡円也、同窓会費百円也とあり、支部の長い歴史に思いをあらたにしたところでした。

初代の山脇勇三氏、2代目支部長山脇秀吉氏から引き継ぎ、支部の歴史の重みを感じ活動の充実と継続することに思いを強くしておるところです。

会員40名ですが、市内在住者が半数以上おり、この方々を核に名簿の正確性を期し、若い幹事の力を借り、会の充実をはかってまいりたいと思います。

 毎年の定時総会の報告、現実味をおびてきた校舎改築の動きなどに関心の度を会員共々共有し、親睦を深め語り合いながら母校の発展と、在校生の限りない活躍に惜しみない声援を送り、年一回は必ず、校歌とラグビーの歌を斉唱したいものと感じておる昨今です。

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