前東海林会長をしのぶ
東海林正隆前同窓会長との想い出
東京秋工会名誉会長 澤 木 誠 一(昭和26年電気科卒)
 
 前同窓会長の東海林さんが平成19年12月16日、突然お亡くなりになりましてから早くも1年近くなりました。

 東海林さんは昭和17年採鉱科を卒業されてのち、昭和63年から平成16年に退任される迄、長い間秋工本部同窓会長として同窓会発展にご尽力下さいました。誠にご苦労様でした。

 私も同じ頃、東京秋工会の会長を務めさせて戴きましたがその間東海林さんには色々とお世話になり、また、東京秋工会の総会には度々ご出席戴きました。

 東海林さんは平成元年の春、藍綬褒章を受章されましたが、そのとき丁度、私も黄綬褒章を受章し、その記事が東海林さんと共に秋工同窓会誌や、秋田魁新報等に載せていただいたことは私にとってとても嬉しい想い出となりました。

その後東海林さんは、平成9年に、勲四等旭日小綬章を受章なされ、私共後輩に大きな誇りと目標を与えて下さいました。

   また、母校85周年記念事業として同窓会館建設を実現し、90周年には屋外シャワーハウス、100周年には多目的屋内練習場の建設を達成されました。

 一方、秋田市議会議員、秋田県議会議員、そして議長として県政にも長く貢献されました。

 東海林さんのスピーチは極めて流ちょうで、人をひきつける、また、説得力のあるものでした。

 母校の校舎の改築計画もあり、また、経済状況も厳しい今日、東海林さんを失いましたことは私共にとって大きな痛手であります。

 今後も長くご指導いただけるものと思っておりましたのに誠に残念でなりません。

 どうぞ安らかにおねむり下さい。 合 掌

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