職場状況について
菅 原 一 輝(平成20年電気科卒)
 
 お久しぶりです。私が秋工を卒業してもうすぐ半年になろうとしています。

又三年生のみなさんは就職活動か進学の勉強を頑張って自らの目標を達成するため日々努力している事と思います。

そこで就職する人たちのために私が、働いている会社の職場状況をお話しますので是非役立ててもらいたいと思います。

 私は学校で学んだことを生かした仕事がしたいことと、地元である秋田に貢献したいと思い東北電力株式会社に入社しました。

我が社はさまざまな部門に分かれていて、そこから更に細かい部門があります。

私は発電所に勤務して燃料のエネルギーを電気エネルギーに変えて、東北地方のお客様に電気を供給しています。

発電所は発電機、ボイラー、復水器などの機器などから構成されていて、新入社員はまずその機器の場所を覚えてどのような働きをするかを知ることから始まります。

  それが出来たらパトロールを一人でやらなければなりません。

しかし、ただパトロールをするのではなく、現場の異常を発見し、すみやかに対処しなければならないので大変です。

ご承知のとおり、電気は大切なライフラインの一つで、二十四時間絶やすことなくお客様に供給しなければならいので、夜勤があります。

日常とは真逆の生活をするので体調を崩しやすく、健康面には人一倍気をつかわなければいけません。

これらのことは少しずつ慣れていけばよいのですが、新入社員として節度ある行動と、大きな声であいさつをすることで、周りの人たちに好印象を持ってもらい、そこからコミュニケーションもとれると思います。
この二つのことは忘れてはいけません。

 最後になりますが、どこの会社にもOBの方々がいて親切にして頂けるので安心してください。そして秋工で培った知識、体力、忍耐力などを充分発揮して、会社から必要とされる“人”を目指し頑張ってください。

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