閉科式は、平成21年3月8日(日)に秋田市の「イヤタカ」にて行われ、学校関係者やOBら約230人が出席した。
冶金学を基本として、冶金科⇒金属工業科⇒材料技術科と名称こそ変わったものの、卒業生が約2900人を超え、各方面で貴重な人材を輩出している。
思い出を語り合いながら「残念」「悲しい」「寂しい」という声が大半であったが、この科を愛する思い、卒業したことを誇りに持ち、それぞれが今後に生かしていくことを確認しながら盛会に終了した。
恩師 故石垣先生の奥様を囲んで

「69年の重み」と謝辞           材料技術科 前主任 菊 地 繁 喜
 秋冷の候、同窓生各位におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、平成21年3月、本校の材料技術科は、「69年の歴史」に幕を降ろしました。

本科は、昭和15年4月、時代の要請に応えて冶金科が設置され、歴史が始まりました。

昭和43年4月冶金科を金属工業科に改称、平成2年4月金属工業科を材料技術科に改称し、歴史を継承してきました。

この間2,875名の卒業生を輩出し、県内はもとより全国で科同窓生が活躍されております。

3月8日(日)「イヤタカ」で行われました「冶金科・金属工業科・材料技術科 閉科の会」には、北は北海道、南は名古屋から、さらに冶金科1期生の方から平成20年度の卒業生12名を含む230名の同窓生並びに学校関係者が集まり、盛大に「閉科式」と「69年の歩みを語る会」を開催しました。

語る会の会場は、恩師との再会を喜び、同級生との再会を喜び、部活の再会を喜びと冶金科1期生から脈々と受け継がれてきた冶金魂が溶鉱炉の炎ごときでありました。

また閉科については、参加された多くの方々から金属生産の時代なのに、なぜその科が閉科されるのかと言う無念の意見も多くありました。

それでも最後は、元応援団長をされた方々の音頭で、声高らかに秋工健児、ラグビー部歌、そして校歌を歌いフィナーレとなりました。

その後は、各学年の幹事が2次会の席を設け、夜遅くまで別れを惜しんだということでした。

当日、ご出席いただきました皆々様に、心から感謝とお礼申し上げます。

最後になりますが当日ご出席いただきました皆々様、また、諸般の事情でご出席できなかった皆々様のますますのご活躍とご健勝をご祈念申し上げ、お礼とご報告と致します。

※近畿まほろば総体時、各部の競技会場には、関西支部会員の 皆様が暑い中、激励、応援に駆けつけてくださいました。

顧問、選手にとっては、非常に大きな励みになったと思います。

誌上をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。


前半、0-10の苦しい展開から、終了間際にトライ。後半相手FW陣を突き崩すドライビングモールの末、トライを決め 同点。さらに、敵陣22mラインから左隅にキックしたボールをバックス陣が、ゴールライン手前でキャッチして逆転トライ。
ディフェンスも、後半相手攻撃を0に押さえた。全国大会は、12月27日から近鉄花園ラグビー場で行われます。



 
 10月5日(月)、少年男子5000m競歩に出場した小林 快(機械科2年)選手は、粘り強く競技を進め21分23秒71の記録で、見事に第4位に入賞した。
まだ2年生なので、来年が非常に楽しみな選手です。
他の部の出場種目、出場選手名、成績は下記のとおりです。秋田県の代表として、各自奮闘してくれました。
 

陸上部駅伝の12連覇に比べれば目立たないが、地道な練習の積み重ねによりここ数年 安定した成績でインターハイに連続出場。バドミントン=秋田工業という方程式を作ろうとしている。
今大会には、団体戦、ダブルス、シングルスに出場した。

【成績】
団 体 戦 1回戦(1-3 大垣西)
ダブルス 1回戦(1-2 島 根)
シングルス 1回戦(0-2 福 岡)

※今後の課題は、全国大会で上位の成績を収めること。

他の部の出場種目、出場選手名、成績は下記のとおりです。各自猛暑の中、がんばりました。

※近畿まほろば総体時、各部の競技会場には、関西支部会員の皆様が暑い中、激励、応援に駆けつけてくださいました。 顧問、選手にとっては、非常に大きな励みになったと思います。
誌上をお借りしまして厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました。



 
 

【優勝】

放課後や休日返上で必死にロボット製作に取り組んできた結果が報われて非常にうれしく思っています。

11月に神奈川県で行われる全国大会に出場してきます。

今後は、ロボットの調整・改良をし、全国大会で上位入賞を果たせるよう頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。

 
◎障害物部門(往復)
 【優勝】 日本エネルギー協会賞 渡部 圭祐(機械科3年)
◎障害物部門(片道)
 【優勝】 日本エネルギー協会賞 須磨  晃(機械科3年)

 障害物部門において、往復・片道ともに優勝することができて非常にうれしく思っています。

 障害物のコースを乗り越えて走行するウインドカーを製作することで科学技術に更に興味をもつことができました。

【優勝】 高橋 美帆(建築科3年)
建築研究部でものづくりコンテストに向け1年生の時から放課後を中心に活動していた結果が、優勝という形となりとてもうれしく思っています。

東北大会は4位という残念な結果でしたが、ものづくりを通じていろいろなことを学べたことに感謝しています。

【優勝】 淡路 幸輔(電気科3年)

授業で学習したことが結果となって表れてよかったです。後輩にもぜひチャレンジしてもらいたいと思います。

 


県内企業や教育関係者を学校に招き、実習授業を参観してもらい意見交換会を行い、地域のものづくりを担う人材育成に生かそうと昨年から実施している。
製造業や建築関係の企業などから25人が参加した。交換会では様々な意見が出たが、「技術を身につけるのも大切だが、仲間と協調して仕事が出来る人材が欲しい」という要望もあった。





平成17年度から、本校が秋田養護学校と協力して行っている事業の一環。
養護学校の生徒一人ひとりの実態や課題に応じて、使いやすく、また楽しんで使ってもらえる教材・教具を養護学校の授業で活用してもらおうと、本校電気科と建築科の生徒が毎年教材を製作し、贈呈している。教材の贈呈式後、両校の児童、生徒が教材を使用したゲームなどを行い交流を深めあっている。

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