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 南の島で同級会 
  
昭和32年電気В卒 佐川一成 
 今年二月末から三月にかけて四泊五日の海外同級会がありました。
 赤道直下シンガポールの夕暮れ時我々の乗った車は白亜のクラブハウスに吸い込まれてゆく。広い円卓の上の大きなペキンダックを前にして、「乾杯 乾杯 カンペイ」が繰り返される。一同満面に笑顔いかにも満ち足りた様子である。
 メンバーは秋田から伊藤作一郎君、仙台から堀井昇、佐川信昭両君、石巻から小生佐川一成、茨城から橋本正明君、川崎から冨木文隆君、横浜から富田鉄人君、それに現地の千葉光三君の総勢八人で、千葉君はΝΕС時代から当地に赴任しその後独立起業して今日に至っております。
 学窓を出て五十五年、秋工同窓生として各地に散り、艱難辛苦をのり越え、時には泣き、笑い、さまざまな人生を経験しながらここまできたのだ。下駄をはいて通った母校の三年間の仲間、たった三年だけの共通体験のみで今こうしてこの歳になって仲良く異国に住む
同級生を囲んでの「番外同級会宴会」である。
 私たちは四十代半ばから折に触れ同級会を開き親睦を深めてきました。定年後は、各地に散らばる者同士が、秋田地区、仙台、茨城、東京の在住者それぞれが担当し持ち回りで毎年同級会を開催しております。
 昨年あの東日本大震災があり持回りの同級会を中止することとなり、番外として仲間が企画、引率、案内してくれたものです。
 ホテルでは多民族の朝食の様子をまのあたりにする。インド系のサリーをまとった大家族風の方々が多い。マレー系や中華系、欧米系と多種多様、言語もさまざまで面白い。観光めぐりでは港の玄関に出来た56六階だての三基のホテルの屋上に船を渡して浮かべたマリナベーサンズが圧巻、屋上からの眺めは最高、洋上には大型船が多数停泊、遠くには特徴のある高層建築が林立する。チャイナタウン、リトルインデアンなどかって建国に尽くした労苦に報いるため大切に保存地区にしている。昼食はローカルレストランでバクテー(骨付き豚の煮込み)など現地人と共に食べる。とても美味い。ゴンドラに乗り空中から市街地を眺める。素晴らしい、マラッカ海峡への航路中継基地としての様子が眼下にみえる。巨大なガントリークレーンが林立、コンテナヤードが活気を呼んでいる。観光での移動はハイウエイ、ほたての形の小国が隅々まできれいに整備されパークシテイそのものです。
 夕食は三日連続の大宴会、巨大なエビの刺身などの海鮮料理、田舎料理の蟹、シャーク、蛙の料理、最後は中華料理である。千葉君がメンバーのカントリークラブのレストランで、ペキンダック、肉料理、魚料理を食し生ビールから始まって高級な紹興酒、コニャック、ブランデイーなど心ゆくまで飲み、談論風発、夜遅くまで飲みつくし語り合いました。
 学窓をでて各地に散りそれぞれの人生を経験しながらここに集い、遊べる幸せを感じた旅でした。
 さて、小生、昨年の東日本大津波をまともに受け自宅の押し入れ中段まで浸水、全壊致しましたが全国の温かい支援で立ち直ることが出来ました。皆さんに心から感謝申し上げます。
これからは身体に留意し天が与えてくれる天寿まで元気に過ごしたいと思っております。         
 
 秋工万歳 同窓会万歳  

 
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