かねてから病気療養中でおられました、太田前会長（機械科　昭和３１年３月卒業）が平成２６年１２月１７日永眠されました。

　第十代、太田前会長が母校同窓会に傾注された志は実に純粋で篤く、会長を務めて頂いた平成１７年から今年６月までの９年間は、同窓３万余名のトップリーダーとして常に母校と同窓会の繁栄だけを心に刻み率先垂範賜りました。

　本来であれば、１１０周年記念事業の実行委員長として、諸行事の陣頭指揮を取って下さるはずでしたが、残念ながら一昨年暮れに体調を崩され、同窓会長として任期半ばで退任されていました。

　記念式典では、学校功労表彰者として是非とも県民会館の壇上でと願い、キャッスルホテルの祝賀会では何とかしてでも鏡割りの発声でもと願い、西校長先生、ご長男の博之さんとも相談しましたが、体調が整わず残念ながらいずれも叶わぬ事となりました。

　株式会社北勢工業と太田家との合同葬であり、葬儀委員長は仙北谷孝治（機械科昭和３１年卒・北勢工業取締役相談役）、ご長男の博之さん（工業化学昭和５６年卒）より、弔辞の依頼があり、同窓会を代表しご霊前に哀悼の誠を捧げてまいりました。

　これまでのご恩に心より感謝を申し上げ、衷心より御冥福を祈ります。合掌