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2019-No.1
◇卒55周年記念同級会in矢島の旅◇

        

   

 令和元年6月、昭和39年卒秋工建築科は12回目の同級会を挙行した。
 平成29年の同級会では、「全国ロボット競技会」に母校の応援にと駆け付けたが間に合わず、仕方なく「証」にと会場で有坂校長先生との記念写真で終えた不手際があった。

記念品 秋田 楢岡焼

 卒55年、今年は記念に「湯飲み」を作り同級生全員に、先に旅立たれた方々にはご冥福をお祈りし、お供えとして家族にお届けしたところである。
 今回の同級会は、三平氏が主宰する「秋田ふるさと応援団」の意を汲み、ふるさとを応援しようと趣向を凝らした同級会にした。当日、秋田駅集合組は、羽越線羽後本荘駅で下車、迎えのバスで途中鮎川の「木のおもちゃ館」を眺めながら、矢島の「天寿酒造」を見学し、夕方「フォレスタ鳥海」へ。宿では、前段に東海林晃先生の、「鳥海山の歴史」のご講演、山頂は秋田県?お寺から神社に改宗なぜ?興味深いお話があった。

講演会風景

 いよいよ宴会、天寿酒造で調達した名酒「鳥海山」を、記念の「湯飲み」に注ぎ、地元矢島出身の畠山氏から、歓迎と乾杯の挨拶で2年ぶりの再会を喜び、たわいの無い話で笑いこけ、鳥海山のふもと深夜までの宴会となった。
 翌日は、快適な朝を迎えた。原生林の中にあるレストランで、のんびりゆっくりの朝食、そして遅めの出発、雪解け水を満杯にした「法体の滝」を散策、「鳥海ダム」の建設によりやがて水没する百宅集落を通りながら「鳥海山国際禅堂」へ向う。

名勝 法体の滝 日本の滝百選

 ここは曹洞宗・高建寺住職佐藤成孝堂長が「禅」の普及を図るため、平成18年に霊峰鳥海山を真正面に据えた高台に造られた禅堂である。最近は海外から修行に来るとか又、堂長自身も海外に出掛る事度々のようである。(武道等の影響)
 我が同級会も、座禅の作法に整え、ここで参禅をすることとなった。
 日頃より品行方正な面々であるが、昔の悪事が見抜かれるのでは?と思いながら一時恐怖にさらされたが、誰一人「杓」が飛んでこず、胸を撫でおろした次第である。

まつ子姉さんの歓迎とお見送り

 矢島駅では、「まつ子姉さん」に大歓迎。由利高原鉄道のご配慮で「おばこ号」の車両に切り替えられ、内部は七夕のお飾りにテーブル付き、そしてアテンダントに秋田おばこ、最近は海外のお客さんも多いとか、時たまイングリッシュでの沿線案内。羽後本荘駅までは道のり40分、とても愉快な「同級会in矢島の旅二日間」でした。
 次回は、「男鹿」界隈でとの注文有り、令和3年秋、どんな同級会になるやらお楽しみ!?

令和元年7月 (株)林工務店勤務 佐々木 剛

 
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