同窓会会長  
会 長 太田光重(昭和31年機械科卒)
 
 -復活の兆し-

 金砂が原から眺める勇姿太平山にも秋色のみられる爽やかな季節となりました。秋工同窓会員の皆様にはご健勝のことと存じます。

 常日頃母校、並びに同窓会に対しまして物心両面にわたるご協力を戴き誠に有難うございます。今年三月卒業された同窓生をもって30,114名を数える同窓会になりました。

 百余年の歴史にさらなる重きを加え、工業界のみならず社会における母校の存在を益々高揚する機会になるものと感じております。

 さて、今年は秋田で46年ぶりの国体が実施され今日9月29日に開会式が挙行されました。幸いにも秋晴れに恵まれ秋田市周辺は国体一色の雰囲気になっております。

 スポーツシーズンになり各種全国大会の県予選も幕開けされようとしております。
   在校生諸君の奮闘に心からなるエールを送るとともに、大きな期待をしたいと思います。

 特にラグビー、駅伝には秋工の名誉を賭けた奮闘に同窓生一同、胸の高鳴りを覚えます。

 幸いにも熊谷校長にはスポーツ特にラグビーの歴史、実績が母校教育、校風の根幹に大きな好影響を与えて今日の伝統を維持されてきたとの認識を戴いております。学校が主体的に復活に向かって行動されるようです。

 今こそ同窓生一丸となって母校にエールを送るとともに、同窓生の心の絆になっているラグビーはじめスポーツの復活に協力していかなければなりません。

 今後とも同窓生皆様のご理解とご協力をお願い申し上げご挨拶といたます。

9月29日(国体開会式日)記

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