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平成19年度も早いもので半年が経過しました。 4月に小坂高校から赴任して以来、本校の現状を知ることが第一歩と考えできるだけ多くの人と積極的に対話を重ねる日々を過ごしてきました。 本校を知れば知るほど伝統の重さはもちろんのこと懐の深さに圧倒されます。 そのことはやはり3万人余の同窓諸賢の県内外各界における幅広い活躍と実績によるものと考えます。 同時に同窓の方々を接して感じるのは、他校とは比較にならないほどの母校に対する並々ならぬ愛情です。 一人一人の胸中に秋工が夢と目標を持ってまじめに努力する生徒と、生徒と共に希望を語り情熱を持って教育にあたった教職員の共同の人間賛歌の学舎を確かに存在していることに他なりません。 時代や社会がどう移り変わろうと教育の本質に深く根ざしたこの秋工の良き伝統を私共は守り通していかなければなりません。 |
さて現実の学校の課題としては、 ◯生徒数の減少による学校規模縮小の歯止め ◯校舎の全面改築 ◯生徒の半数にのぼる進学志望への対応 ◯ラグビー部の復活 、であります。 このことは工業の専門高校として特色ある学校づくりのため何としても達成しなければならない課題であり、秋工のプライドをかけた戦いとも位置づけられます。 「理論は大貨幣、実行は小貨幣、小貨幣にくずせない理論はニセ札にすぎない」との言葉があります。 微力ではありますが、課題解決に向けて全力を尽くす所存であります。 同窓の皆様におかれましては、これまでと同様本校に対するご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げまして就任のご挨拶といたします。 |
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