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~母校創立110周年に想う~
 会長 工藤嘉範(土木科S51卒)




 
約900名ご来場者と共に、声高らかに歌い上げた秋田県民歌の一節「見渡す広野は黄金と実る」秋田の豊かさを感じ、好天に恵まれた9月の佳き日、ご来賓の方々のご臨席を頂き、記念式典・記念講演を挙行できたことは大きな喜びと名誉でありました。また、セレモニーでは、在校生の自主性を活用することに努め、多くの方々から秋工生へ賞賛の声が寄せられ、次代を繋ぐ後輩と母校が高い評価を得たことは、同窓会にとっても替えがたい喜びでした。

 工業教育の中心校と位置づけられた母校は、ものづくり教育で日本一を目指し、世界にはばたく人材を育成するミッションが与えられているからこそ、この度の記念事業を通じ、県民からの母校に対する大きな期待を感じ、「文武両道の校風」を更に磨き上げるため、研鑽の誓いを新たにしたところです。

 本校が金砂の地に産声を上げることになった、明治33年12月県議会、「社会の進歩と共に工業教育が今、最も必要である」との認識が示され、工業高校設立の意見書が「満場異議なし」で認められたことに始まりますが、学校用地の問題で授業開始までは約3カ年を費やしたものの、近代化を目指した激動の時代にあって、あらためて県民の粘り強いご支持と、先人のご英断に敬意を表するものです。

 校歌に唱われる「質実剛健」の魂を受け継いできた金砂健児は3万人超、国内外におけるものづくり産業の技術者はもちろん、芸術文化、政治経済、教育、スポーツなどの分野で輝かしい実績を残し歴史を築き、伝統を磨き上げて頂きましたが、皆様には110年を継起に同窓会並びに母校に対し、更なるご支援と関心をお寄せ下さいますようお願い申し上げます。



(2014-09)

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